Saturday, December 12, 2009

Dabo-Dabo Hat


最近、毛糸屋さんの棚に並び始めたこの毛糸を一目見た瞬間、やっと作れる!と思ったの。日本のとある編み物本の中に紹介されていた帽子を、ずっとずっと編みたかったのだけれど、それを編むための毛糸にめぐり合わなかった。

この帽子、簡単過ぎて、途中早く終わらせて他のものを編みたい衝動に駆られたけれど、出来上がりに大満足。妹にあげるものなのに、何度も鏡の前でかぶってしばし陶酔。自分用も編むこと間違いなし。

Men love black!


実は、この帽子が記念すべき第一号のオーダーだったにもかかわらず、最後の完成となったのは、黒い糸を指定されたからだろう。ロブもそうだが、男性は本当に黒が好きだ。明るいところじゃなきゃ、編みづらいのよね、目が見えなくって。

シンプルな帽子でもよかったのだろうけれど、ケーブル好きの私は、アラン模様から離れられず。次々と、気になっていた日本の編み物本のパターンを使っている。

それにしても、最後まで「黒」に悩まされた。写真も撮りにくいっちゅうの!

Tuesday, December 1, 2009

Diamond-Shaped Hat With Pom-Pon


これは、ベーカリーで働く別の女の子に頼まれて編んだ帽子。色の好みだけ教えてもらい、自分の編みたいものを編ませてもらった。それなのに、日本の編み物本より選んだパターンで、2回もつまづき、かなり頭をかかえながら編むことになった。結果は、100%の出来上がり。私は、日本のパターンでかなり苦労する。アメリカで編み物を習ったために、日本のパターンは日本人でありながら多々理解できない。日本のニッターさんは、記号を呪文のように解きながら編めるのだから、本当に尊敬する。ところで、この帽子も、毛糸代($10.00)だけ、頂いた。可愛らしい彼女にとっても似合っていて、幸せになった。


この帽子も、ゴム編みで大半が隠れてしまうものの、ケーブル模様がこんなに!手を抜いてない。

Pom-Pon Hat #2


緑のポンポン帽子が気に入ったので、続けて作った色違いバージョン。大きめのポンポンを作るためだけに、毛糸をもうひと玉買ってしまった。大きいポンポンは、存在感があっていい感じ。ただ、余った毛糸、どうするの?



ゴム編みの折り返しで隠れてしまうケーブル模様。せめて、ここでお披露目させてね。

Tuesday, November 24, 2009

Cowichan Earflap Hat - Reindeer -


この帽子は、私用。昨年、全く同じデザインで編んだものが、かなり大きかったので、今年、ジャストサイズに編みなおした。ほとんど毎日かぶっている。雨の日も風の日も、毎日、自転車でダウンタウンに出かけるので、帽子は私の必須アイテム。そして、"Yukiwi Knit" の宣伝も兼ねていたりする。

Sunday, November 22, 2009

PomPon Hat


この帽子、毎日のようにニットカフェとして利用しているダウンタウンのベーカリーで働くフレンドリーな店員さんにあげるもの。(といっても、毛糸代は頂くかも?!) 毎日、なんだかんだコーヒーを飲みながら編んでいる私に、帽子をオーダーしてくれた。好きな色は言ってくれたけれど、スタイルに関しては何でもよいみたいで。はっきり言ってもらったほうが楽なんだけれど・・・そんなわけで、自分でもかぶってみたい、そして何より編んでみたい帽子を選んだ。もっと大きい存在感のあるポンポンをつけたかったのだけれど、余った毛糸が十分でなく・・・ポンポンのために、また毛糸を一玉買うのもね。彼女が気に入ってくれますように。

Friday, November 20, 2009

Surprise Hats


オランダ人のペンフレンド、Judith の子供達のために編んだ帽子を送る荷物の中に、こっそり入れてみた大人用の帽子達。彼女と、彼女の旦那さんの分を同じデザインで。こういうサプライズって、大好き。反応を想像しただけで、にやけてしまう(笑) 今日、ようやく、その荷物が私の元を離れ、スウェーデンへと旅立っていった。一週間、にやにやしそう。

Friday, November 13, 2009

Cowichan Earflap Hats - Whales & Thunderbird -


スウェーデンに住むオランダ人のペンフレンド、Judith の二人の子供達に送る帽子。気に入ってもらえるかな?

Thursday, October 29, 2009

Cowichan Earflap Hat - Maples -


色づき散っていくメープルリーフを毎日見ているせいか、メープルリーフを愛しく思うこの頃。今回は4つのメープルを、帽子に編みこんでみた。濃い茶色がメインの帽子、地味になりすぎるのが嫌だったので、耳あての色を右と左でわざと変えて遊んでみた。ロブに、「なんで、右と左で色が違うの・・・・?」と冷笑されたけどね。遊び心が分からない人ね、もう!

働いている街の毛糸屋さんで、私の編んだ帽子を商品として置いてもらうことになったので、せっせこ編んでいる帽子。アルパカで編んだクジラの帽子は、なんと、40ドルで。ニュージーランドメリノウールで編まれたこの帽子は、35ドルで売られているけれど、こんなに高くて誰が買うんだろう?値段を決めたのは、毛糸屋さんのオーナー。私は、謙虚?なので、いずれの帽子も、その半分の値でいいんだけれど。とはいっても、もし40ドルも、私の編んだ帽子に費やす人がいるなら、私の編み物がそれだけの価値があるってことね。クリスマスショッピングのシーズンを前に、サイズとデザイン豊富な、お客さんのハートをつかむ帽子を、しばらく編み続ける私。お小遣いが稼げたら、ロブのセーターの毛糸代になる予定!

Monday, October 19, 2009

Cowichan Earflap Hat - Canada -


余った毛糸で、もうひとつ帽子が編めちゃったよ。赤と白の組み合わせが、どうしても、カナダの国旗を思い浮かべさせるので、白地に赤のメープルの葉を編みこみ、耳あては、赤にして遊んでみた。編み地には満足していないものの、デザインは気に入ってる。裏で運ぶ糸のテンションのコントロールが本当に難しい。どうしても、きつくなってしまう。熟年ニッターさんに、「練習あるのみよ。」と、言われた。やはり、彼女に、裏で運んでいる赤い糸が表から見えることを指摘されてしまった。フェアアイルのセーターを編めるようになる日が、私にはやってくるのだろうか?もちろん、あきらめないけどね。

Wednesday, October 14, 2009

Cowichan Earflap Hat - Whale -


この帽子は、スウェーデンに住むオランダ人のお友達、Judith の二人の子供達に送るもののひとつ。北米らしいデザインで編みたかったので採用したのが、カナダのカウチンスタイル。カウチンは、超極太のピュアウールで編まれるのは皆さんご存知の通り。私は、とってもソフトなベイビーアルパカのチャンキーウェイトで編んだので、この帽子はあくまでカウチン風ってとこね。

それにしても、このアルパカウール、懐に痛い(シープウールの2倍以上)が、とっても柔らかい。ただ、伸縮性の点では、シープウールの方が良さそうだ。

Tuesday, September 1, 2009

My Vest


前開きのベスト、完成!3週間ほどで、編み上げた自分に拍手。難しかったのは、後襟を左・右前身頃と、とじ合わせる部分のみで、あとは、太~い糸に助けられ、ざくざく編めました。そういえば、前・後身頃を別々に編んで、とじ合わせるのが嫌で、続けて編んだのはいいものの、袖下に到達したところで、右前身頃、左前身頃、後身頃と別々に編んでいかなきゃいけないのをすっかり忘れてしまい・・・袖穴がないことに気づいたのは、ほぼ身頃を編み終えたという段階。これには、かなりへこみました。泣く泣くほどいて、編み直しましたよ。裾が短かったので、一目ゴム編みの長さを指定の二倍以上にした以外は、変更点無し。Ravelry で、このベストを編まれた方々のノートを編む前に読んでいれば、短めにできあがる傾向があること予測できて、模様編みの段数で調整したのにね。今後のプロジェクトでは、情報収集を編む前に心がけたいものです。

Monday, August 3, 2009

My Aran Sweater - COMPLETED -


旦那用のセーターを袖無し状態のままほったらかしにして、4月に編み始めてしまった自分用のセーターも、続けて、完成!ネック周りの伏せ目がややきつかったので、私のでかい頭が入るかどきどきしましたが、問題なく!こちらも、着用写真は、涼しくなってから。それにしても、このセーター、ガータースティッチのおかげで、ケーブル模様が突出する、とても美しいデザイン。冬が待ち遠しい!!

Wednesday, July 29, 2009

My Aran Sweater


最近、私のニットカフェタイムのおともが、このセーター。残すは、左袖半分と首周りだけ。出来上がりがとっても楽しみなのだ。

Rob's Gansey Sweater


去年のクリスマス前に編み始めたセーター、ロブの40歳の誕生日が来る8月までになんとか完成。なんと、これが、完成までこぎつくことができた、セーター第一号。ロブは細身とはいえ、やはりメンズセーター。スケールが大きかったので、本当、編みがいがありました。着用写真は、夏が過ぎ去ってから、お願いして撮らせてもらおうかと思います。熱波のこちらの今日の気温は36度。ここまで暑いのは、こちらでは珍しく。なんて言ったら、日本の皆さん、ムッとするかしら。。。でもね、めったにここまで暑くならないから、カフェでも、レストランでも、冷房設備のないところが多いんだから。ロブと私の住まいも、うぅぅ、ないのよね。。。そんなわけで、冷房設備のあるカフェで、アイスカフェラテとともに今日の午後は、自分用のセーターを編んでおりました。


我ながら、力作に感動しています(笑)

Tuesday, April 14, 2009

Two Felted Bags were completed!!!


続々出来上がるバッグを見て、周囲の人にプロダクション化しているとひそひそささやかれるなか、気にすることなく編み続けたバッグ達。まだまだ、編みたい色のコンビネーションがあるのだが、とりあえず、ひと段落させることにする。これから、3ヶ月間、セーターに精を出さねばならない。といっても、旦那さん用のセーターではなく、自分用。4月から3ヶ月に渡って、セーターのクラスを受講中。従業員教育の一環で、毛糸屋さんのオーナーが授業料を全額払ってくれているため、まじめに編まなければ・・・

あぁ、でも、あの色とあの色で、誰かが編んじゃう前に、チェックのバッグを編みたくって、ちっとも、落ち着いて、セーターに取り組めないのであった。

Thursday, March 19, 2009

My First Sweater

正真正銘、これが私の初セーター。昨年の12月初旬に編み始め、無謀にもクリスマスまでに完成させる目標を掲げたものの、旦那さんに気づかれないようこっそり編んでいたので(←単なる言い訳。)、前後身頃半分が編めた状態で、クリスマスプレゼントとなってしまった。クリスマス以降、堂々と編めるようになったので、バレンタインデーまでに仕上げる新たな目標を設定。が、前後身頃の肩はとじられたものの、袖のないベストのような状態でバレンタインデーが過ぎ去っていき、こうなれば、次のビッグイベントは、旦那さんの誕生月である真夏の8月!もはや、あまり急を要さないプロジェクトとしたいところだが・・・まだまだ寒いノースウエスト。セーターが、少なくとも、あとひと月は活躍できるので、旦那さんからのプレッシャーがとだえることはない。。。とりあえず、ネック部分の目を拾ってみた。少しの進歩。

Wednesday, March 18, 2009

My Fourth Felted Bag

こうなったらもう誰にも私を止められない!?また、今日、フェルトバッグを編むための毛糸を買ってしまった。編み始めてみると、なんだか見慣れた色。あ!ハリーポッターぽいや。後で気が付いたのだけど、ラベルに表記されているこの赤い毛糸の色、"Japanese Maple(日本のカエデ)" となっていた。 手にとったのは、宿命というわけか?(笑)

My Third Felted Bag... Still a little bit wet.

まだ若干湿っているものの、乾燥を待てずに、写真撮影強行。前回の黒白バッグよりも、ひとまわり大きめで、希望のサイズにできあがり、満足満足。

このバッグを受け取るのは、同じ毛糸屋さんで働く、私のアメリカの母的な存在のマーガレット。本当は、今日、渡したかったのだけれども、まだ湿っぽいので泣く泣く断念。金曜日までお預け。

Tuesday, March 17, 2009

My Second Felted Bag

私って、きっと性格がしつこいタイプなのね。良いと思ったら、飽きずに同じものを作り続けてしまう。そんなこんなで進行中なのが、このバッグ。本当は、第1号の完成後、第2号として、妹の誕生日プレゼント用に編み始めたものなのだけれど、毛糸が切れてしまい、ただいま、お取り寄せ中。(そんな保留状態の中、編み始めた3号が先に出来上がってしまった。)あと、3つスクエアを編んでつなげて、持ち手を編めば、熱湯泡泡風呂行き~。

My Third Felted Bag

すぐ調子に乗るのが、私の良いところ? 第1号の出来が良かったので、すぐさま第2号を編み始めたのだけれど、毛糸切れで、保留中になっている間に、ベースはそのままで、オリジナリティを加えたものを作りたくなった。ただ、2色の組み合わせを買えるだけでも、印象の違う素敵なバッグになること間違いないのだが、それだけでは、物足りない。で、考えること数日。春らしい色合いで、さらに、可愛い感じにアレンジ。第1号が想像以上に、小振りに出来上がったので、スクエアの大きさもついでに調整。

今回は、ためらうことなく、熱湯泡泡風呂に入ってもらいました~。ただいま、乾燥中。出来上がりは、明日にでも追加更新。

My First Felted Bag


編み物中毒歴、1年。帽子やマフラーといった小物で満足できた時代も、いよいよ過ぎ去ろうとしている。最近、雑誌を立ち読みしていても、目がいってしまうのは、ニッターのあこがれ、やはり、セーター。それも、ケーブルがこれでもか!と編みこまれているようなやつ。ふつふつとチャレンジ精神が自分の中に湧き上がっているのが、なんだか面白い。

ところで、もし、あの人に出会わなかったら、〇〇することなんてなかったかも?という経験を誰もがしたことがあるとは思うが、私にも、そんな出会いがあった。ある方がデザインされ編まれたバッグに、一目惚れ。でも、そのバッグ、最終的に、洗濯機でフェルト化されるというもの。フェルト化なんて、さらさら興味なく、やってみることなど絶対ないと思っていた私。(そもそも、フェルト化なんて、毛糸の無駄なんて思っていた。)でも、その重たいお尻が簡単に持ち上がってしまうほど、そのバッグはインパクトがあった。で、すぐさま、毛糸を買いに走り、編み始めた。

編み終えても、丁寧に編まれた手編みのバッグを、無情にも洗濯機に入れる勇気などなく・・・半年経過。超のつく臆病者だわ、私。

そして・・・ 十分に熟された?3月初旬の春めいたある日、ようやく洗濯機へ。さよなら~。30分後、熱湯泡泡風呂から出てきた、私のバッグは、とてもとても美しかったのだった!